花開くつながり
パビリオンのデザインは、象徴的なオーストラリアのユーカリの木の花を咲かせる姿からインスピレーションを得ています。さまざまな形や色を持つユーカリの木は、オーストラリアの人々の多様性とダイナミズムを表現しています。ユーカリの花は、現代オーストラリア社会の活力を反映しています。
花が咲き誇る巨大なユーカリの木の中へ足を踏み入れてく。そして古代の大地の驚きと畏敬の念に浸ってください。
日本の「桜」と同じように、オーストラリアのユーカリの花も色や形が多様です。
オーストラリア原産のユーカリは何種類あると思いますか?
なんと894種類もあるんです!

物語の伝承(ストーリーテリング)や大地とのつながりは、オーストラリア本土において6万年以上も人々の暮らしを支えてきました。このような伝承のあり方は’yarning’と呼ばれています。
’Yarning’のために円形に座り、お互いに物語を共有しあうという慣習により、知識やつながりは次世代へと継承されていきます。このための空間を設けることは、表情豊かな‘Country(大地)’で互いに共有し、つながりを持つという点で大変重視されています。
皆さんは、だれと物語を共有したいと思いますか?皆さんのご家族の間には、知識を次世代に引き継ぐための伝統的なやり方が存在しますか?
